彼女が欲しいと思っていろいろと試しましたが、結局出会いの場はネットが最強だということになりました。少し考えれば、全国から色んなタイプの人間が集まっているんですから当たり前ですよね。

マッチングアプリを使い始めるまでは、彼女が欲しいと思っている仲間内で合コンを企画したりイベントに参加したりしていました。でもそれで恋人ができたという人間は1人もおらず、あれ、もしかして俺達今後このままぼっち・・・?みたいな危機感を覚えていました。

ところが、ネットの力を頼ってみたらそんな不安が一気に吹き飛んだんです。アプリに登録して数日としないうちに反応があり、驚きました。中にはサクラやCBも混じっていましたが、純粋に出会いを求めている女性もいて、そのうち何人かとは実際にやり取りを始めました。

ただ、ネットだからこその問題もありまして。まずは、写真が本当にその女性の本当の顔かどうかわからないこと。今ではわざわざ他人の顔写真を用意しなくても写真を加工してくれるソフトなんて山ほどありますし、偽ろうと思えばいくらでも偽れます。そうでなくても女性は化粧でいくらでも変身するものですが、やはり現実よりもネットのほうが偽りやすいでしょう。

もう一つの問題が、全国から集ってくるがゆえに、相手が遠方に住んでいた場合会おうにも簡単にはいかないということ。極端な話、彼女が欲しいと思っている沖縄の男性が北海道の女性からアプローチされたところで、どうしようもないのではないでしょうか。その相手のことを心底好きになったというのであれば別かもしれませんが。

もっとも私の場合、そのどちらもあまり気にしてはいませんでしたけど。顔は実際に会うことになったらどのみちわかることだし、距離にしたって、絶対に行けないわけでもない。勿論地元で見つかることに越したことはありませんがね。

私が会うことになったのも地元の女性ではなく、隣の市に住む私より5歳上の人でした。特別年上好きというわけではありませんけど、話していて一番気が許せる感じがして、絶望的に遠い距離でもないから会ってみようと思ったんです。週末、仕事の休みを利用して実際に彼女と会ってみると、これが驚いたことに写真で見たときよりも好みの顔で、内心余計に嬉しくなりました。

あとで聞いた話だと、もしかしたら付き合うことになるかもしれない相手だから、すっぴんでの反応が見たかったとのことでした。すごい度胸だななんて思わないでもないですが、私としてはそれを聞いて余計に彼女が好きになりました。