無事、彼女を作ることができました。といっても一日二日でできたわけではなく、それなり以上に頑張った結果ですけど。

時はさかのぼって学生だった5年ほど前。ときは成人式の頃。久々の帰郷で古い友人達との再会を喜びながら、ふと気づいたことがありました。

あれ、カップル率高くね?と。

どうやら私が地元を離れている間に開かれまくった同窓会で次々とカップルが成立し、いつの間にか地元に残った面々のほとんどが誰かしらと付き合っている状態でした。地元を離れていた連中もそこで彼女を作っていたり、中には結婚までしている人間もいました。
一方の私はというと、彼女どころか出会いすらろくにない状況。流石に焦りを覚えます。というか、もともと彼女が欲しいとは常々考えていたので、それに拍車がかかったといったほうが正しいんですけど。ただ、先述の通り出会いがないものですから、それまでは使うまいとしていたアプリについに手を出しました。

成人式が終わればまた大学に戻るので地元では探さずに、大学がある周辺で探すことにしました。ただ、その大学というのが山の中と言って差し支えない立地だったので、あまり登録している女性は多くはなかったんですけど。当たって砕けろの精神で色々な女性にメッセージを送り、内何人かとは何度か交流を持ちました。ただ、それ以上進展することがなくて、使い始めたばかりではありましたが早速諦めそうになっていました。
それから1年ほど。彼女が欲しいという思いだけでそれでもなんとか使い続けて、とうとう1人と意気投合したので会ってみることに。前もって自撮りの写メはもらっていたので見つけるのには苦労しませんでした。すでに就職している彼女は、年齢では私よりも4つほど年上でしたが身長が平均よりも少々低く、それに加えて童顔でもあったので実年齢よりも幼く見えました。
ただその見た目に反して性格は大人という印象で、頼れる姉御肌といったところ。実際、彼女のほうが色々と愚痴は多いだろうに、私がつい漏らしてしまった大学での不満も親身になって聞いてくれて、その点は感謝しましたし申し訳無さもありました。そうして交流を重ねるうちに、彼女が欲しいという思いが彼女と恋人になりたいという思いに変化し、告白してOKをもらえたときは飛び上がるほどに喜びました。

今にして思えば、彼女と恋人になることができたのは奇跡といってもいいかもしれません。就活のときにも支えてくれて、そのおかげか無事就職浪人にならずに仕事を見つけることもできました。大学を卒業してから同棲も始めて、今はとても充実しています。