「彼女が欲しい…」常々そう思っていました。でも僕には無理だなと諦めていました。
何てったって、僕はチビ・ハゲ・デブという三重苦ですからね。
まぁデブは痩せればどうにかなるとしても、残り2点は難しいよな…と。
カツラを被ったり、高い靴を履いたりしても、所詮ごまかしに過ぎませんしね。

ただ、「こんな容姿じゃ彼女なんて無理だな」と諦めていた反面、やっぱりまだ全てを捨てきれない自分がいたのも確かです。
彼女が欲しいけどできない…悶々とした日々を送っていると、友達からとんでもない朗報が飛び込んできました。
なんと彼女ができたというのです。

ちなみにその友達も、「彼女が欲しいけど容姿のせいでできない」という共通点を持っていました。要は僕と同じようなビジュアルです。
そんな友達に彼女ができたと聞き、僕はビックリ&喜びで胸がいっぱいになりました。すごくバカみたいかもしれませんが、泣いて喜びましたからねw

なんでも友達は、出会い系サイトを使ったんだとか。
「音信不通になったりしないの?」と素朴な疑問をぶつける僕。
「そういうのもあったよwでもめげないで続けたら、今の彼女と知り合えたんだよ。見た目じゃなくて、中身を見てくれたんだよね」と友人。

出会い系…盲点でした。

ネットなら、全国からたくさんの人が集まりますからね。
「続けていればそのうち良い出会いがあるかもしれない…」そんな希望が僕の胸に差し込みました。

僕は「ちょっとその出会い系教えてくれる?」と聞き、さっそく登録しました。
友達から「健闘を祈る!」という力強い言葉を貰いつつw僕はさっそく気になった女性会員にメールを送りました。

ただ、途中までは良いんですけど、写メ交換をした途端にやりとりが途絶えてしまうんですよね。
数回程度なら「ま、しょーがないか」と思えますが、それが何度も続いてしまうと、やっぱり応えます。
「あいつ、精神力すげーな…」と、友達を尊敬してしまいました。
そしてその度に「よし、自分も見習わなきゃな」と、気持ちを奮い立たせました。

出会い系を始めて、1ヶ月が過ぎた頃。

諦めずにチャレンジし続けた僕に、とうとう運命の女神が微笑みました。

僕を「優しい」と評し、写メを送っても途絶えない。それどころか、「××さんみたいな人、好みなんだよね…w」という、天使のような女性・Yさんと出会えたのです!

僕のような奴が好みなんて、相当な物好きだなぁと思いましたがwかなり嬉しかったです。
それでも最初は「冷やかし?からかい?」と疑ったりしましたけどね。

しかし、もうYさんとは実際に会い、何度かデートもしています。
冷やかしでもなければ、からかいでもない。Yさんの誠実な姿勢が感じられて、僕は心から感激しました。

もちろん今もYさんとは仲良くしています。というか、もうカップルみたいなものですねw
こんな冴えない僕に、Yさんのような女性との出会いが訪れるとは…
夢のような毎日に、我ながら驚いています。